虐待されていないかどうか?
確認するために、学校に来ていない子どもの生存確認を教師がすることになった。

『不登校』というと、
学校の子ども同士のいじめをイメージする人が多いかもしれない。
また、本人の意欲がないから、と思ってるかもしれない。

しかし、教師との人間関係やいじめで不登校になることもある。
また、いじめに対する教師の対応のまずさで、不信感を持っていることもある。

ここでは、教師の働き方や学校の現状については述べない。

さて、生存確認であるが、
早速、生存確認を求めてこられたケースがあるそうだ。
直接面会するなんて無理なことが多い。
10年以上前だが、家庭訪問で教師が帰った後、
とても不安定になった子どもの姿をはっきり覚えている。
以後、面会は断った。

教師に対して悪い印象はないが、
その時の子どもにとって《学校》から避難している子どもにとって
学校を想起させるものには近づけない時期がある。
そして一番会いたくないのが担任だったりする。

不登校というだけで、虐待と結びつけられるのは失礼だ。
虐待は許されるべきものではないが、
その発見のために「傷つくのは我慢して」というのはないだろう。

柔軟な対応を望む。